飛行機は普段乗り慣れないこともあり、不安に感じるポイントも多いと思います。中でももっともよく質問される点が保安検査場についてです。
金属探知機がピーピーなったり確かに知らないと不安です。ベルト・スマホ・パソコンなどの保安検査場での要注意荷物のことや、何分前までに行かなければいけないのかルールの説明をしていきます。
飛行機の乗り方全体についてはこちらの記事を参照ください。
保安検査場の役割
保安検査場はシンプルに荷物検査をするところです。爆弾とか危険物を持ち込んでいないかなど、テロ対策にも繋がっており重要な役割を果たしています。悪意のあるケースだけでなく、飛行機内で危険物となり得るものを知らずに持ち込んでしまったことによる事故も防いでくれます。
1つの緩みで大惨事になり得るところなので、徹底的にルールを守らないといけません。
保安検査場へは何分前までに?
チケットの発券を行った後に保安検査場に向かい、そのチケットのバーコードを保安検査場の機械にピッとします。保安検査場を抜ければ、チケットに書いてある番号の搭乗口に向かうだけです。
この保安検査場にピッとする締切時間は決まっており、その時間を越えると空港内にいたとしても本当にキャンセル扱いとなってしまいますので、気をつけてください。
保安検査場に何分前までに行く必要があるかは航空会社によって、少し変わります。まず国内線です。
・JAL / ANAは出発時刻の15分前まで
・ピーチ、ジェットスターなどLCCは20分前まで
一方で、国際線は逆に、保安検査場を通過しなければいけない時間の規定はないのです。チェックインさえ間に合っていれば保安検査場を通る時間は関係ありません。
保安検査場の荷物ルール
保安検査場で1番抑えておかなければいけないのが荷物のルールです。
荷物検査には2種類あり、
1.機内持込手荷物のカバンなど
2.自分自身の身体検査
の2つに分かれます。
カバンはX線検査装置に通し、本人は金属探知機を通り抜け、チェックが行われます。保安検査場での荷物のルールは国内線も国際線も変わりません。基準は国際線の方が厳しくなります。
身体検査について
金属探知機を通る前に、身につけている貴金属を外し、トレイにいれましょう。そのトレイもカバンと一緒にX線検査装置を通します。
金属探知機でどこまでがアウトになるかのラインは空港によって厳しさが異なります。基本的な身につけてはいけないものを紹介します。これらをつけていてもokな時もありますが、これらさえ外していれば問題ありません。
・時計やスマホなどの電子機器
・ベルト
・アクセサリー
・ポケット内の小銭など
ポケット内にものが入ってないかはしっかりと確認しましょう。
機内持込手荷物について
カバンの中にいれたままだと、X線検査装置にひっかかり、スタッフによる荷物検査を強いられてしまうものがあります。以下のものはカバンの中から出してトレイにうつしましょう。
・パソコンなどの電子機器
・ペットボトル
・液体(水筒も含む)
・ライター
・スプレー系
わざわざ止められて、カバンの中身チェックをされるのは結構面倒ですので、これらはカバンから取り出してX線装置を通しましょう。
保安検査場を通せない荷物
どういう手段をとっても、保安検査場を通せない荷物もあります。つまり機内には持ち込んではいけない荷物なので、空港カウンターで預入荷物としてスーツケースの中に入れておく必要があります。
・刃物や尖ったもの・工具(ナイフ・ハサミなど)
・日用品・スポーツ用のスプレー
・二個目以降のライター
→ライターは一個だけ機内持込可能
・ゴルフクラブ・サーフボードなど長いもの
持込禁止物の詳細はこちらで
保安検査場での事前準備
基本的には保安検査場では上記で説明した荷物の仕分けさえできれば問題ありません。但し保安検査場は結構人が並んでいることがありますので、スピードも大事です。モタモタしていると後ろの人にイヤな顔をされちゃうことも。
・保安検査場手前の機械にピタッとするチケットはすぐ出せるように準備しておく
・ポケットの中身はまとめておく。
ー小物などが多い方はアクセサリーなどをまとめて入れられるジップロックなどがあれば便利です。
・カバンから出してトレイに置くものを事前にしっかり把握しておく
保安検査場のまとめ
飛行機手続きの中でも最難関である保安検査場の荷物ルールを理解して、旅行への不安も解消です。