ふじっこブログ

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日本一周・世界一周経験有の旅行会社社員のブログ

搭乗手続き(チェックイン)とは?何分前まで?時間や方法を国内/国際線別に解説

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飛行機に乗る際にマストで必要な行動の1つが搭乗手続きです。飛行機に初めて乗る方や慣れていない方にとっては心配の種となりますので、搭乗手続きの方法をパターン別に記載します。
旅行会社勤務で年間100回以上飛行機に乗ることもある僕ならではの、実はあまり知られていないよりスマートに搭乗できるチェックイン方法も紹介します!

搭乗手続き(チェックイン)とは

まず飛行機のチェックイン=搭乗手続きで同義です。
搭乗手続きとは搭乗券を発行するための手続きです。搭乗券には搭乗口・搭乗時刻・座席が記載されており、チェックインが終わったタイミングでこれら情報が確定します。
 
「飛行機出発何時間前までに空港に行くべき」という議論はよくありますが、これも厳密には搭乗手続き(チェックイン)の時間が論点となります。搭乗手続きは航空会社ごとに期限が決まっており、その時刻までにできなかったら強制キャンセルされてしまいます。搭乗手続き時刻が過ぎたら空席待ちの人々の案内を開始するので、搭乗手続き時刻に遅れたら本当に乗れなくなっちゃいます。
 
なお、航空会社の多くは、Web上で事前に予約、購入、座席指定を行える、事前チェックインサービスを提供しています。事前チェックインサービスを使うと、当日の搭乗手続きを省略でき、空港に到着した後は預け荷物のチェックや手荷物検査に移ることができます。ANAは「スキップサービス」、JALは「タッチアンドゴーサービス」という名称で行っており、出発時間が早朝の場合、ギリギリまで仕事をしなければならない場合など、当日忙しい時に便利です。このサービスはピーチ・アビエーションでは利用できないので注意しましょう。

搭乗手続き(チェックイン)の3つの方法

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搭乗手続きの方法は大きく分けて3つの方法があります。飛行機搭乗に慣れている人は③でいく方が多いです。やや心配な方で、荷物預け入れがある方は①、荷物預けがない方は②がおすすめです。
搭乗手続きパターン①: 空港カウンター
搭乗手続きパターン②: 自動チェックイン機
搭乗手続きパターン③: Webチェックイン

搭乗手続きパターン①: 空港カウンター

1番分かりやすい方法で、飛行機に初めて乗る人でも安心の搭乗手続き方法です。空港の出発フロアにある各航空会社別の空港カウンターでスタッフに手続きをしてもらいます。国際線ならパスポートを見せるだけです。国内線なら予約番号を伝えるorフルネームを伝えれば検索してくれます。
スーツケースなど荷物預けの人々で列ができている空港カウンターです。荷物を預けるためにどうせ空港カウンターへ並ぶ必要がある人はこの搭乗手続き方法でもokです。荷物を預けない人は確実に②の方がおすすめです。 

搭乗手続きパターン②: 自動チェックイン機

空港カウンターの近くにある自動チェックイン機を用いた搭乗手続きパターンです。無人の自動チェックイン機が数台並んでいるので混雑時でもほぼ並びません。手続き操作3つのSTEPのみで、1分以内で済むので非常に楽です。
▼STEP1
下記のいずれかを用いてチェックイン機にタッチor入力します
 ・予約時に送付されるチケットにある2次元バーコード
 ・航空会社別のマイルカード
 ・確認番号・予約番号の入力
▼STEP2
『チェックイン』という文字を選択
▼STEP3
座席指定。実際の座席表の中で選択できる席のみが表示されますので、選択したい席をタッチしましょう。どこでもokならこの工程はスキップしてチェックイン完了です
荷物預けがあり空港カウンターに並ぶ人でも搭乗手続きのみ先に自動チェックインで済ませている人も多いです。空港カウンターでスタッフにやってもらうより早いです。

搭乗手続きパターン③: Webチェックイン

僕は基本的にいつも③のWebチェックインをしています。当日のチェックインが不要で、空港に着いてどこにも並ぶことなく保安検査場に直行できます。
 
事前にチェックインしておけば当日搭乗手続きなしで保安検査場へスムーズに直行できるサービスのことを、ANAでは「スキップサービス」、JALは「タッチアンドゴーサービス」と呼びます。比較的最近できたサービスですが新たな名前もつくほど各社推奨する方法です。
 
Webチェックインの方法は簡単で事前にWebで座席指定をしておくだけです。座席指定をした地点でチェックイン完了とみなされます。当日保安検査場では以下のどちらかを機械にかざします。
・予約時に送付されるチケットにある2次元バーコード
・航空会社別のマイルカード

搭乗手続き(チェックイン)の時間!何分前まで?

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最重要である搭乗手続き(チェックイン)の時間について解説します。搭乗手続きは何分前までなのかという質問は頻繁に受けます。
正確には航空会社ごとに異なりますが大体同じです。
・フルキャリア(国内線):20分前
・LCC(国内線):30分前
・フルキャリア(国内線):60分前
・LCC(国内線):50分前
 
 がメインです。
航空会社別の厳密の時間は次に述べます。 
搭乗手続きの締切りはチェックインを始める時間ではなく「チェックインを済ませる時間」です。基本的には搭乗手続き自体は5分もかからないですが並ぶ時間なども考慮しないと空港にいるのにキャンセル扱いになるという大惨事も起きてしまいます。時間には余裕を持って動いておきましょう。

搭乗手続きは何分前まで?[jal・ana・スカイマーク]

航空会社別に搭乗手続きが何分前までなのか紹介します。
フルキャリアの航空会社はJAL、ANA、スカイマークも全部共通です。国内線の場合、搭乗手続きの締め切り時刻は出発時刻の20分前です。
JAL、ANA、スカイマークいずれも国際線の場合は、搭乗手続きの締め切り時刻は出発時刻の60分前です。(※例外で羽田空港のみ40分前です)

搭乗手続きは何分前まで?[LCC]

一方でLCCは国内線の場合はフルキャリアより時間が厳しいです。逆に国際線の場合も時間の差が小さく、フルキャリアより時間にゆとりがあることになります。
[国内線の場合]
ピーチ・バニラエア・ジェットスター:出発時刻の30分前
春秋航空:出発時刻の35分前
[国際線の場合]
LCC全般:50分前まで
国際線の場合はチェックイン後に、セキュリティーチェック、出国審査など工程が発生するので時間制限が国内線より厳しくなっています。繁忙期だと出国審査なども並ぶ飛行機の時間に遅れそうになることも起きるのでチェックイン時間ギリギリは避けることを推奨します。

何分前に空港に着けば良いのか?

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1番聞かれる質問は、結局何分前に空港に着けば良いのか?ということです。航空会社の規則的な最終期限は上記で解説した、チェックイン時刻の締め切り時間となります。
 
一般的なおすすめとしては、国際線は出発時刻の1.5時間前には空港へ到着、国内線だと出発時刻の40分前には空港へ到着しておくことです。

飛行機の搭乗手続きはいつから?

搭乗手続きはいつまでできるのか解説してきました。逆にいつから搭乗手続きは開始できるのかも紹介します。
パターン①②の空港カウンター/自動チェックイン機による搭乗手続きは、出発当日いつでも可能です。
パターン③Webチェックインは、出発時刻の72時間前からチェックイン手続きができるようになります。

搭乗手続きの英語

海外の空港でも搭乗手続きはもちろん必須です。マストで発生する搭乗手続きの英語は把握している方法が良いです。
搭乗手続き...Boarding proceduresCheck in for fligh
搭乗手続きはもう済ませました... 
 I have checked in for my flight.
 I've already got my boarding pass.

飛行機のチェックインに間に合わない時の対応

チェックインに万が一間に合わなさそうな時はとにかく航空会社にいち早く連絡しましょう。基本的にはキャンセルになるのですが、運が良ければ次の便などに振り替えてもらうことも可能です。
振替が可能かどうかの正式な航空会社内での基準はなく、空港スタッフのその場での裁量で決まります。故に印象の良さはかなり大切でしっかりと丁寧に連絡しましょう。
 
乗り遅れそうな時の対応詳細はこちらに記載しています。

搭乗手続き(チェックイン)のまとめ

飛行機の乗り方のメインとなる搭乗手続き(チェックイン)についてまとめました。何分前までに必要か時間規則、チェックイン方法に関してパターン別に紹介しています。
飛行機に年間100回以上乗ることもある僕は基本的に事前にWebチェックインをして、当日は保安検査場へ直行できるようにしています。